中国における決済システムに関する問い合わせ
こんにちは。Flex EC開発担当です。
全国で「越境EC」というキャッチフレーズでセミナーが多数開催されている影響か、弊社にもチラホラと問い合わせが増えてきています。
なかでも、「中国」「インド」といった人口の多い大国や、経済発展の著しい東南アジア諸国への進出を検討している企業様からの問い合わせ件数が増えています。
今回は中国に関する質問に関する返答を紹介します。(個別の企業名は当然公開できませんのでご了承ください。)
Q.中国に越境ECで進出した場合、支払いはどのようになるのでしょうか?
中国特有の規制や商習慣の違いなどでのリスクはあるでしょうか?
A.中国での決済に関しては、クレジットカードや独自の決済方法を取り入れる形で対応をさせて頂きます。
クレジットカードに関しては、全世界で流通量の多い「Visa」「Master Card」は中国においては主流ではございません。インバウンド(当該案件の場合は訪日中国人)がよく利用する銀聯カード(Union Pay)というクレジットカード(実体はデビットカード)に対応することをおすすめします。
また、中国においては、公共料金や税金の支払いに中国独自の決済システムが利用されることが多く、アリババ社が提供する「Alipay」やテンセント社が提供する「We Chat Payment」の利用が伸びています。
日本では馴染みのない決済方法ですが、中国においては標準化されつつあると考えてよさそうです。
弊社ではこれらの3種類の決済方法に対応することが可能です。
という回答をさせて頂きました。
セミナーでは聞けなかった内容だったようで、弊社での開発をご検討頂いています。