海外向け通販(越境EC)サイトを開設する上でのポイント(支払い方法)
こんにちは。Flex EC開発担当です。
本日は、海外向け通販(越境EC)サイトを開設するうえでのポイントの第2項目である「支払い方法」についてお伝えします。
国内のネットショップ(ECサイト)で購入されたことのある方はご存知かと思いますが、現在の国内でのネットショップでの主要な決済(お支払方法)としては下記の方法が用いられています。
・クレジットカード決済
・コンビニエンスストアでの支払い
・銀行振込
・ゆうちょ銀行振替
・代金引換支払い
・電子マネー決済
一方で海外の個人と取引を行うとなった際には、「コンビニエンスストア」や「銀行振込」、「代金引換支払い」といった手法は、利用できないため必然的に「クレジットカード決済」とにて支払いを受けることになります。
(補足:近未来的な話ですが「ビットコイン」と呼ばれる仮想通貨による国際的な取引が始まるかもしれません。この「ビットコイン」については後日改めて説明することといたします。)
前述のとおり、現時点では海外の個人とのインターネットを通じた商取引を行う場合に必然的に「クレジットカード決済」による取引でのみしか行えないと述べましたが、全ての「クレジットカード」が利用できるという訳ではありません。
クレジットカードには「国際ブランド」と呼ばれるカードがあります。
現時点での国際ブランドとしては
・VISA
・Master Card
・JCB
・American Express
の4大ブランド有名です。(Diners Clubを加えて5大ブランドと表記することもあります。)
近年では成長著しい中国での普及が進んでいるUnion Pay(中国銀聯カード)も国際ブランドとして認識されつつあります。(中国銀聯カードは実質はデビッドカードを主要機能とするカードです)
海外で販売を行い、支払いを受けるためには、これらの決済機能を組み込んだショッピングカート(買い物かご)を組み込む必要があります。
また、仮に販売したい対象国が「中国」である場合には、上記の国際4ブランドよりも
Union Pay(中国銀聯カード)の決済システムを優先的に組み込んだほうが、販売対象が増えるかもしれません。
詳しくは、カートシステムの機能並びに取り扱い可能なカードの種別を確認するようにしてください。(システムによっては海外対応ができない可能性があります。)