ネット通販システム「Flex-EC」情報ブログ

海外ネット通販対応のECシステムです。SNSや動画との連動で商品の魅力を存分にアピールできます。多言語対応で海外のマーケットにもアクセスできます。

海外向け通販(越境EC)サイトを開設する上でのポイント(支払い方法)

こんにちは。Flex EC開発担当です。

本日は、海外向け通販(越境EC)サイトを開設するうえでのポイントの第2項目である「支払い方法」についてお伝えします。

 

国内のネットショップ(ECサイト)で購入されたことのある方はご存知かと思いますが、現在の国内でのネットショップでの主要な決済(お支払方法)としては下記の方法が用いられています。

・クレジットカード決済

コンビニエンスストアでの支払い

・銀行振込

・ゆうちょ銀行振替

・代金引換支払い

電子マネー決済

 

一方で海外の個人と取引を行うとなった際には、「コンビニエンスストア」や「銀行振込」、「代金引換支払い」といった手法は、利用できないため必然的に「クレジットカード決済」とにて支払いを受けることになります。

(補足:近未来的な話ですが「ビットコイン」と呼ばれる仮想通貨による国際的な取引が始まるかもしれません。この「ビットコイン」については後日改めて説明することといたします。)

 

前述のとおり、現時点では海外の個人とのインターネットを通じた商取引を行う場合に必然的に「クレジットカード決済」による取引でのみしか行えないと述べましたが、全ての「クレジットカード」が利用できるという訳ではありません。

f:id:efficient-system:20160922153100j:plain

 

クレジットカードには「国際ブランド」と呼ばれるカードがあります。

現時点での国際ブランドとしては

・VISA

・Master Card

JCB

・American Express

の4大ブランド有名です。(Diners Clubを加えて5大ブランドと表記することもあります。)

近年では成長著しい中国での普及が進んでいるUnion Pay(中国銀聯カード)も国際ブランドとして認識されつつあります。(中国銀聯カードは実質はデビッドカードを主要機能とするカードです)

海外で販売を行い、支払いを受けるためには、これらの決済機能を組み込んだショッピングカート(買い物かご)を組み込む必要があります。

また、仮に販売したい対象国が「中国」である場合には、上記の国際4ブランドよりも

Union Pay(中国銀聯カード)の決済システムを優先的に組み込んだほうが、販売対象が増えるかもしれません。

詳しくは、カートシステムの機能並びに取り扱い可能なカードの種別を確認するようにしてください。(システムによっては海外対応ができない可能性があります。)