海外におけるEC(電子商取引)市場規模と日本発ネットショップの現状
こんにちは。Flex EC開発担当です。
前回は「日本国内のネット通販に関する市場規模とこれから」について、
お伝えしましたが、今回は海外のEC(電子商取引)の規模について
お伝えしたいと思います。
市場規模を単純に人口比で語るのは多少無理があるのですが、日本の人口が1億人とした場合、世界の人口が約73億人いることを考えると73倍の市場規模(ポテンシャル:潜在的な市場)があると予想できます。
これは、国によっては統計を取っていないこともあり正確な数値を計算できないという事情があります。
一方で民間の市場調査会社のeMarket社の2015年の統計データによると世界のEC(電子商取引)の市場規模は
2015年で191兆円とされ
2018年で298兆円
になると予想されています。
(換算レート120JPY/USD)
このデータには航空券やイベントなどのチケット販売の金額を含んでいないため実質の数値はこれをはるかに上回る取引がなされていると思われます。
では、日本企業によるネットショップはどのようになっているのでしょうか?
日本のネットショップは主として、開設の初期段階では「国内向け」の状態となります。(Domestic Service EC)
これは、世界の70倍以上の潜在的なお客様に対して販売のチャンスがあるにも関わらず、その市場(マーケット)にアプローチが出来ていないことを指します。
次回からは、海外展開を行う上での施策についてお伝えしていきます。